2009年5月29日
アクサ フィナンシャル生命保険株式会社

アクサ生命、アクサ フィナンシャル生命
2008年度の業績を発表

重要：以下の資料は、アクサ ジャパン ホールディング株式会社傘下の生保子会社2社の合算値を記載しております。

アクサ生命保険株式会社（本社：東京都港区 代表取締役社長兼CEO：マーク・ピアソン）とアクサ フィナンシャル生命保険株式会社（本社：東京都新宿区 代表取締役社長：藤田 哲也）は、2009年5月29日、日本の会計基準に基づく2008年度（平成20年度）の業績を発表しました。

2008年度は、販売が堅調に推移し、新契約の年換算保険料（個人保険・個人年金保険）は、両社の合算で、前年比16.8％増の919億円となりました。保有契約の年換算保険料（同）は、両社の合算で、前年比1.5％増の5,721億円、保険料等収入については、前年とほぼ同水準の7,436億円（▲2.9％）となりました。

2008年度、本業の収益基盤は安定したものとなりました。アクサ生命においては標準責任準備金に対する積立率を計画よりも早い段階で100％とするために、同年度に所要額を全額積み増した結果、同社の基礎利益は▲170億円となりましたが、この一時的な要因を除くと269億円のプラスとなります。アクサ フィナンシャル生命については、2007年度の2億円から大きく増加して11億円となりました。

また、金融市場の混乱の影響を受けて、アクサ生命は有価証券の評価損1,335億円を計上しましたが、これは信用リスクの拡大により保有している一部の有価証券（社債等）の時価が下落し、含み損が発生したことによるものです。しかしながら、投資ポートフォリオは引き続き堅固で、有価証券全体としての含み益は659億円を確保しています。なお、アクサ生命は2008年度、価格変動準備金および危険準備金については取崩しを行わず、財務の健全性の維持に努めました。

ソルベンシー・マージン比率は、2008年度末アクサ生命が818.6％、アクサ フィナンシャル生命が832.6％、実質純資産はそれぞれ3,487億円、347億円と十分なレベルを維持しています。S&Pの保険財務力格付けは、AXAグループの強固な財務力を背景として、アクサ生命が「AA」（アウトルック：ネガティブ）^※、アクサ フィナンシャル生命が「A+」（アウトルック：ポジティブ）^※と、強固な保険財務力を維持しているとの評価を受けています。

• ※ 格付けは2009年5月29日現在

アクサ ジャパン ホールディングの代表取締役社長兼CEO、マーク・ピアソンは、次のようにコメントしています。 「2008年度、厳しい環境の中においても、販売実績は堅調に推移し、本業の収益基盤は安定したものとなった。資産運用では金融市場の混乱による影響を受けたものの、財務基盤は堅固かつ柔軟であり、私たちは成長の機会をつかむことができるポジションにある。」さらに、ピアソンは次のように述べています。「今年4月に、事業の効率化をすすめ、基盤を強化し、お客さまのニーズや期待によりよくお応えすることを目的として、新たな戦略プランをスタートした。新戦略の一環として、生保子会社2社の合併を決定したが、これはお客さまの利便性の向上と、財務基盤の一層の強化を目的としたものである。アクサは今後も、銀行窓販、中小企業、リタイアメントなど、戦略上焦点をあてた市場においてよりよい商品やサービスをご提供し、お客さまとの長期にわたる信頼関係を築き、選ばれる企業となることを目指していく。」

• プレスリリースをダウンロード [ PDF: 116KB ]
• アクサ生命「2008年度決算のお知らせ」をダウンロード [ PDF: 750KB ]
• アクサ フィナンシャル生命「2008年度決算のお知らせ」をダウンロード [ PDF: 403KB ]

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