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ブラインドサッカーのいま

日本で本格的にブラインドサッカーの普及が始まった2001年から現在に至るまで、普及・認知向上活動の広がりや、それにともなう周囲の変化について、日本ブラインドサッカー協会の事務局長松崎さんにお話を伺いました。

現在のブラインドサッカーをめぐる状況について教えてください

みなさまのご支援のおかげで、競技人口はゆるやかに増えています。競技の認知も高まり、「スポ育」で訪れる学校でも感覚として半数くらいの児童は、これまでにテレビや本で見たことがあると言っています。課題としては、視覚特別支援学校などの授業では取り上げられていないことや、「ブラインドサッカーをやりたい!」と思っても近隣にチームがない場合もあり、気軽で身近なスポーツには至っていないことが挙げられます。それでも、ブラインドサッカーのスポーツとしての幅はずいぶん広がってきました。
選手たちの競技に対する想いも多様化し、日本代表で世界を目指す者、地域のサッカー好きな人たちと一緒にコミュニティ活動をする者、普及活動に力を注ぐ者…など、さまざまな取組み方が生まれています。

企業からのサポートは、どのように役立ってきましたか

発足当初は選手数もわずか、ボールの入手は困難で、専用のフェンスもないという状況でした。そこから毎年、企業や個人のみなさまからご支援いただいたことで、一つひとつ課題を解消しながら歩んでいるように思います。
アクサ生命とのプロジェクトは、その方法自体が私たちに大きな学びの機会を与えてくれました。これまで企業とのコミュニケーションの前提は「企業=支援する側」「非営利組織=支援される側」という一方通行のものと考えていました。しかし、アクサ生命とのプロジェクトを進める中で、「共に汗を流し、共にプロジェクトを実施することによって課題を解決する」という姿勢を学ぶことができたのです。それは、ただ寄付を頂戴するより数倍もパワフルで、私たちの成長に大きく寄与するものでした。

今後の活動目標について教えてください

競技環境も整備され、社会からの認知も高まりつつある中、私たちも「視覚障害の当事者さえよければよい」ものから、「晴眼者と視覚障害者がサッカーで混ざり合う社会」をビジョンに掲げ、活動を展開しています。
その根底にあるのは「ダイバーシティ」の精神です。いろいろな立場や考えの人たちがチームになって、目標や成果を目指すのはとてもエキサイティングなこと。ブラインドサッカーなら、実際に身体で感じるというアプローチを通じて、その楽しさを広げられると思っています。障害、老い、苦手なこと、不得意なこと…。私たちの身近なところにある「ハンディ」が「個性」として受け止められる社会になるよう、みなさまと一緒に社会貢献できれば嬉しいです。

松崎英吾(日本ブラインドサッカー協会 事務局長)
学生時代に偶然に出会ったブラインドサッカーに衝撃を受け、競技の普及・認知向上活動に携わるようになる。スポーツに関わる障害者が社会で力を発揮できていない現状に疑問を抱き、障害者雇用についても啓発を続ける。